自動車は多くの人にとって単なる移動手段を超えた大切な存在です。
生活の一部でありながら個性を表現できる愛着あるアイテムとも言えます。
そんな愛車をさらに自分らしく特別なものに変える方法の1つがオールペンです。
ここではオールペンで選ばれることが多い人気のカラーをご紹介します。
失敗しないカラー選びのポイントなどもご紹介するので、オールペンに興味がある方やオールペンする色で迷っている方はぜひ参考にしてみてください。
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車のオールペンとは、車体のカラーを塗り替えることで全塗装・オールペイントとも言います。
純正カラーに塗り替えるだけではなく、自分が好きなカラーを塗り直すことができる作業です。
などなど、車を大切にしたい気持ちが強い人に人気がある作業です。
オールペンをするタイミングは人によってさまざまですが以下のようなきっかけで行う人が多いです。
このように車体を新しく生まれ変わらせたいと思ったタイミングでオールペンする人が多いです。
みなさんも長い期間車体を美しく保つための1つの方法としてオールペンを検討してみてはいかがでしょうか。
いざオールペンをしようと思った時に多くの方が悩むポイントが「どんな色に塗り替えるか」という点です。
車の塗装は同じ色でも濃さやツヤ感などの違いがあり、その種類は数え切れません。
まずは人気が高いカラーを知って、色選びの参考にしてみてください。
ブラックは安定の人気色です。
純正カラーを選ぶ人も多いですが、あえてツヤ消ししたマット系ブラックも人気が高いカラーです。
同じ黒の中でもツヤ感・濃さ・色味が全く違う塗料が多いので、色見本を見て納得できるカラーを選びましょう。
ホワイトも年齢や性別を問わず幅広い世代から人気があるカラーです。
どんな車種にもあうカラーなので初めてオールペンに挑戦する人にもおすすめです。
光沢やツヤ感があるパールホワイトを選べば太陽の光を反射して高級感を演出できます。
上品で落ち着いた雰囲気が好きな人におすすめです。
グレーも落ち着いた印象を演出できる定番カラーです。
少し前は年齢層が高めの方に人気がありましたが、最近は若いおしゃれな方にも人気があります。
ツヤ消し感が強いマッドグレーや光沢感が強いメタリックグレーなど種類も豊富なので好みに合わせて選びましょう。
ベージュはとにかく最近人気が高いカラーです。
特に若い世代を中心に人気があります。
軽自動車から四駆自動車まで幅広い車種に塗装されています。
かわいらしい雰囲気を演出してくれるので女性にもおすすめです。
カーキなどのアースカラーも人気です。
色によってはミニタリーな雰囲気も演出してくれるので、ジムニーなどの四駆自動車によく使用されます。
かっこよくおしゃれなカラーを選びたいという方におすすめです。
ブラウンも女性に人気がある定番カラーです。
おしゃれでありながら定番色なのでどんな車体にも似合います。
かわいい雰囲気・おしゃれな雰囲気が好きな人におすすめです。
ブルーは昔からオールペンする際に人気が高いカラーです。
メタリック感が強いタイプや原色に近いブルーはスポーツカータイプの車に使用されることが多いです。
最近はネイビーやグレーに近いような落ち着いた色味のブルーも発売され、若い世代にも大変人気があります。
レッドも昔からオールペンで人気が高いカラーです。
車好きの人がよく選ぶ色でもあります。
原色に近い赤から渋みがある赤までいろいろな種類の赤が発売されているので、色見本をしっかりと見て好きな色味を選びましょう。
では、次に最近オールペンで人気が高まってきているカラーをいくつかご紹介します。
最近人気が高いカラーを3色ご紹介します。
どれもおしゃれで他の人とかぶりにくいカラーなので、個性を大切にしたい人におすすめです。
【参照】イーグルブルーグレー-刷毛（ハケ）・ローラーで車をDIYで全塗装しよう！
戦闘機F-15 Strike Eagleをイメージして作られたタカラ塗装の塗料です。
青ともグレーともいえない中間色がおしゃれで深みを演出してくれます。
軽トラにこの塗料を塗るのも人気があります。
【参照】世田谷ベースカラー-刷毛（ハケ）・ローラーで車をDIYで全塗装しよう！
人気の有名タレントの方が考案されたタカラ塗料の人気色です。
このカラーは男性だけではなく女性にも人気があります。
イーグルブルーグレーよりもやや明るめでかわいらしい印象です。
【参照】OD色 オリーブドラブ 27-30B 7.5Y3/1 自衛隊指定国防色-刷毛（ハケ）・ローラーで車をDIYで全塗装しよう！
オリーブドラブは実際に自衛隊の戦車などに使用されているカラーです。
ミニタリーな雰囲気が好きな方に人気があります。
四駆自動車に塗装すれば強くてかっこいい仕上がりを目指せます。
では、次に日本や世界で人気がある車体のカラーランキングをご紹介します。
まずは日本で人気がある車体カラーを確認しましょう。
これから紹介するランキングは世界的な塗装メーカーであるアクサルタが毎年発表している報告書を参考にしています。
日本で人気がある車体カラーランキングは以下のようになっています。
第1位：ホワイト38％(ソリッドホワイト11％・パールホワイト27％)
第2位：ブラック18％(ソリッドブラック2％・エフェクトブラック16％)
第3位：シルバー10％
第4位：ブルー9％
第5位：グレー7％
第6位：レッド5％
第7位：ブラウン、ベージュ4％
第8位：グリーン4％
第9位：イエロー2％
第10位：その他3％
【参考】
Axalta’s 2022 Color Popularity Report（第68回世界自動車人気色調査報告書）
上記のランキングから白や黒に人気が集中しているということが分かります。
やはり一般的で取り入れやすいカラーの白や黒は人気があるようです。
また、白のなかでも光沢があるパールホワイトを選ぶ人が27％も含まれています。
世界ではパールホワイトを選ぶ人の割合が14％なので、日本は世界的に見てもパールホワイトの人気が高いことが分かります。
純白よりもパールホワイトの方が傷や汚れが目立ちにくく、高級車のイメージカラーとして使用されていたためこのような結果になったようです。
では、次は世界で人気がある車体のカラーランキングをご紹介します。
第1位：ホワイト34％(ソリッドホワイト20％・パールホワイト14％)
第2位：ブラック21％(ソリッドブラック3％・エフェクトブラック18％)
第3位：グレー19％
第4位：シルバー8％
第5位：ブルー8％
第6位：レッド5％
第7位：ブラウン、ベージュ2％
第8位：グリーン1％
第9位：イエロー1％
第10位：その他1％
【参考】
Axalta’s 2022 Color Popularity Report（第68回世界自動車人気色調査報告書）
世界で人気がある車体カラーは上のようになっています。
日本と同じく白・黒の人気が高いです。
日本と違うところは第3位がグレーであることです。
日本の場合は第3位がシルバーでグレーが第5位になっています。
このように国によって多少人気カラーの違いがあるようです。
しかし、日本にしても世界にしても白・黒は安定の人気であることが分かります。
では、次にオールペンで色を選ぶ際に失敗しないためのポイントをご紹介します。
一度オールペンするとなかなか色を変更することはできないため、色選びは慎重に行うことが大切です。
ここでは失敗しない色選びのポイントをご紹介していきます。
色選びで最も大切なことは「自分が本当に好きな色を選ぶ」ということです。
人気のカラーやおすすめカラーから選ぶのもよいですが、毎日その車に乗るのは自分なので、自分が心から好きだと思える色を選びましょう。
ただし、あまりに個性的な色を選ぶと飽きやすいという話もよく耳にします。
長年乗り続けることを考えて毎日乗っても飽きないような色を選ぶことも大切です。
オールペンで塗料を選ぶ際には色で選ぶことも大切ですが、雰囲気にも注目しましょう。
同じカラーでも塗料の種類によって光沢・色の濃さなどが違うため仕上がりの雰囲気が大きく変わります。
色だけで決めるのではなく塗った後の雰囲気がどのようになるかもしっかりと確認しておきましょう。
では、好きな雰囲気別におすすめカラーをご紹介します。
このように自分が好きな雰囲気で選ぶのもおすすめです。
どんな色を選べばよいか分からないという方は人気がある色から選ぶのもおすすめです。
人気が高いということは中古車として売り出す際にも売りやすくなります。
また、大幅な失敗をする可能性も低いため、人気色を選ぶと仕上がりは安心です。
カラーによって特徴が違います。
汚れが目立ちにくい色、温度が上がりにくい色、色褪せが起こりにくいなど色によって特徴があるので、ご自身の生活パターンにあう色を選ぶのがおすすめです。
では、これからカラーごとの特徴をご紹介します。
| 汚れが目立つカラー | ホワイト |
| 汚れが目立ちにくいカラー | ブラウン・ベージュ・グレー・シルバー |
| 車内が暑くなりやすいカラー | ブラック・ネイビー・グレー |
| 車内が暑くなりにくいカラー | ホワイト・ベージュ |
| 傷が目立ちやすいカラー | ブラック・ネイビー |
| 傷が目立ちにくいカラー | ホワイト・グレー・シルバー・ベージュ |
このように特徴から色を選ぶのもおすすめです。
ご自身の好みや生活スタイルにあった色を選ぶようにしましょう。
オールペンは車を一瞬で美しくよみがえらせることができる画期的な技術です。
しかしあらゆる種類の塗料があるため色選びも一筋縄ではいきません。
色を選ぶ際には、自分の好み・色の特徴・生活スタイルなどを考慮して慎重に選びましょう。
なかなか色が決められないという方は人気色から選ぶのもおすすめです。
業者の方と相談しながら愛車にあったベストなカラーを選択して納得がいくオールペンを目指しましょう。
